はがね板の逆襲

マルチスレッドなストーリーにあこがれています。少女漫画には結構多い手法ですね。
会話とト書きが別々のストーリーを進行させつつ、一定の整合性を保つ。
あるいは、会話と思考が別々。
極端な例では、互いに演じていることを知っていながらそれには触れず、嘘を付き合う。
偽の家族を演じあう二人とか。なぜこんなにも魅力的なのでしょうか。
嘘の存在、虚構の存在、偽の存在というものはなぜこうも美しいのでしょうか。
所詮真実など無いのだと割り切ってしまえば、むしろ純粋な虚構のほうが美しい、ということなのでしょうか。